道路には、それぞれ法定速度というものがあります。
東京都内なら時速40キロか50キロです。
これは、道路の構造や環境、それに交通事情などによって決められます。
しかし、朝早くとか深夜などは、ほとんどそれが守られていないのが実情だ。
だからといって、みんながみんなわざと法定速度を破っているわけではない。
自分の車の前や横にいる車が速く走っていると、その流れに乗るために"自分も"と、スピードを上げてしまうのです。
このように、多くのドライバーは、道路構造や環境によってスピードを規制するのではなく、走っている他の車の動きによってスピードを決める傾向が多い。
これは、一人なら冷静な人でも、集団の中に入るとしばしば冷静な判断力を失って、自分の行動を集団に収敏させてしまう、いわば集団心理の状態になるからです。
そのために、警戒心や危険感がそこに埋没してしまうのです。
合宿免許の先生の話によると、この傾向は、集団で生活する動物によく見られるものです。