友達に手紙をだすのなら、「荒井千鶴リン」とか、「清水由美ピョン」などと書いてもかまわない。
郵便配達のおじさんは、苦笑しながらも届けてくれるでしょう。
ところが会社へ手紙をだすときは、あて名の書き方がややこしい。
たとえぼ、会社名とあて名なら、「○○株式会社高田裕二様」でよい。
しかし会社名に、役職と名前なら、「○○株式会社第二課長高田裕二殿」となります。
また、単に会社にあてるなら、「○○株式会社御中」となります。
会社名に様や殿をつけないことはご存じだろうが、たまに「御中」をつけることを知らない人がいる。
あらかじめ、「○○株式会社行」とか、「○○株式会社宛」と印刷してあっても、「御中」に直すのが常識とされています。
では、なぜ会社あての場合、「御中」にするのかというと、意外に知らない人が多いようです。
じつは、「会社のなかの方へ」という意味なのです。
つまり「御中」には、御社へ手紙をだすのですが、お名前がはっきりわかりませんので、会社のなかのどなたかにおだしします、という意味がこめられているのです。
これまで、ただ決まりごとだからと何となく「御中」をつかっていた人も、これからは堂々と書けるのではないでしょうか。